デジタルサイネージは、遠くの場所にいても遠隔操作で配信しているコンテンツの変更や更新が可能です。ですから、一度デジタルサイネージを設定してしまえば、広告の張替のために広告が張ってある場所に行く必要はありません。また、紙媒体ではないので印刷代もかかりません。しかし、デジタルサイネージは電子看板ですから、電気代がコストとしてかかってくるのではないかというイメージがあるかもしれませんが、電気代については、24時間365日使用したとしても、電気代は年間で数万円しかかかりません。
ですから、デジタルサイネージにしたからといって、従来の紙媒体の広告よりもコストが割高になるということはないということがいえます。ただし、別途デジタルサイネージの機器の保守費用は必要になってくるので、コストと集客効果をよく比較しながら導入を検討することが大事になってきます。また、設置場所や用途によっては、コストがある程度かかってくることがあるので注意が必要になってきます。例えば、人通りの多いような場所に設置した場合、壊れてしまう場合がありますし、外に設置してある場合は、ほこりがついたり、故障になるリスクが高くなります。
また、台風で風や雨が強くなった場合に耐久性がないと、壊れてしまってコストがかかるということも考えられるでしょう。そういったあらゆるリスクを想定しながら、長期的な視点で導入を検討していくということが大事になってきます。