デジタルサイネージと他のディスプレイとの違い

デジタルサイネージやテレビ、PC用ディスプレイは、どれも画像や映像を表示させることができる機器です。実は、テレビやPC用ディスプレイも工夫をすればデジタルサイネージとして機能させることができますが、あくまで機能させられる程度のものであり、専用機器として売り出されている製品にはかないません。テレビやPC用ディスプレイと、デジタルサイネージの大きな違いは耐久性です。テレビなどのディスプレイは10年程度は壊れずに使い続けられることがありますが、これは1日数時間程度の稼働が前提でのものとなっています。

24時間休みなしで稼働する状況下では、メーカーの想定よりはやく壊れてしまう場合が多いです。これに対してデジタルサイネージは耐用年数は5年程度ですが、こちらは休み無く稼働させることを想定したものであり、営業時間外に電源を切るなど、休ませる時間をつくればより長く使い続けられます。また、テレビ等のディスプレイは屋外での利用が想定されていませんが、デジタルサイネージの中には屋外でも利用できるように防水や防塵などの加工が施されている製品があります。耐久性の面では、あきらかにデジタル掲示板の方が優れています。

性能面でも、デジタル掲示板とテレビ等のディスプレイで違いが大きいです。テレビ等のディスプレイは、縦画面に変更できるようになっている製品が一部にあるものの、基本的には横画面で利用します。表示されるコンテンツも、横画面であることが前提となっているものがほとんどです。これに対してデジタル掲示板は、横用も縦用も両方販売されており、製品によっては本体複数枚を連結させて大きな1枚のディスプレイとして用いることができます。

また、テレビは映像を見るためにはケーブルなどをつかって外部からデータを受信する必要がありますが、デジタル掲示板は単体で内部に保存されているコンテンツを表示させられます。

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