店舗では、メニューなどが壁面に貼り付けられています。店に来店した顧客は、メニューを見て商品を注文しますが、お店の雰囲気によっては、よりお洒落にメニューを表示したいと考える事もあるでしょう。また、店の前に電飾看板を立て掛けて、通りを歩く人々に注目してもらうといった事もよく行われます。しかし、電飾看板は電球を使っていますので、電力消費が大きく、壁面に貼り付けられた貼り紙は経年劣化があります。
そこで、近年注目されているのがデジタルサイネージという宣伝媒体です。これは、コンテンツを再生する為の端末と液晶ディスプレイで構成されている物であり、立て掛けたり、壁に設置したりというように様々な場所で使えるようになっています。デジタルサイネージを使った宣伝を行う時には、設置スペースに合わせてデジタルサイネージを選ぶ必要があります。人通りが多く、多数の企業の宣伝を流したい時には、壁面超大型ディスプレイを搭載した製品を選び、小洒落た店などでインテリアのように演出したい場合には、立て看板タイプや壁掛けタイプを選ぶのが有効です。
これらは、従来の電飾看板よりも消費電力が低く、ランニングコストを抑える目的でも使えます。インターネット経由でコンテンツサーバと接続して、コンテンツサーバからコンテンツを配信するタイプも存在します。このようなタイプでは、リアルタイムで宣伝を切り替える事も可能であり、柔軟性のある宣伝を行っていく事が出来ます。